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2017年07月16日 13:24
千代田線06系

　06系は1993年の千代田線輸送力増強用として1編成（10両）製造された車両です。
　「おだやかで上品な中にアーバン的な雰囲気を持ち長く親しまれる」をデザインコンセプトとし、丸みを帯びた形状となっており、同時期に投入された有楽町線07系も同仕様となっています。また運転室のスペースを広げていますが車体の長さは変わっていない関係で座席配置が4人-6人-7人-6人-4人となりドア位置が変則的になっています。
　その後、千代田線の車両在籍数は増えなかったので06系は1編成に留まり、06系の製造から17年後の2010年には6000系の置き換え用車両として16000系を新規開発、そして千代田線は16000系に統一することが決まりました。06系は故障のため長期運用離脱しており2015年8月に廃車・解体されました。

仕様

デビュー	1993年（平成5年）
編　成	10両編成（4M6T）
車内案内装置	3色LED（1段表示）
在籍数（最盛期）	10両編成　1編成（10両）
在籍数（現在）	なし（2015年8月に引退）