東京メトロでは、11月27日(日)に綾瀬工場・検車区において「メトロファミリーパーク in AYASE」が開催されました。
一昨年・昨年の「東京メトロスマイルフェスタ in AYASE」に続く恒例イベントとなりました。
今回は、事前申し込みによる抽選制で15,000名がこのイベントに招待されました。
運良く私も当選しましたので参加レポートを公開いたします。

まずは、私の手元に届いた当選通知。
私は、部品販売も希望しましたが当選ならず入場のみ。
ビニール封筒に封入封緘され、送られてきました。
この手の封筒だと何かの宣伝のダイレクトメールかな?と思い見向きもせず捨てそうになりました。
中には、リストバンドが入っており入場する際はリストバンドをしなければ入場できません。

会場入口。
やはり抽選制のためかぎりぎりの時間に到着してもさほど混雑は見られませんでした。 【工場見学】

工場見学で最初に出迎えてくれたのが、千代田線の顔6000系。
綾瀬工場の一般公開で真っ先に連想する車両が6000系。
でも6000系も徐々に数を減らしていると思うとちょっとさびしい。

工場見学では、有楽町線・副都心線の10121Fによる子供綱引き大会が行われていました。

同じく検査入場中の10121Fを使用した車体吊り上げ実演。
実家の最寄り路線の車両が吊り上げられるのを初めて見て感動。

工場内では東京メトロの車両のプラレールが運転されていました。
今は無き車両から昨年デビューした16000系・15000系までも運転されて大変バラエティー豊かでした。

来春デビュー予定の銀座線新1000系を紹介するブースもあり、新旧1000系の模型の展示、車両メーカー(日本車輛)から中野工場までの輸送シーンのビデオ放映などが行われました。

新旧1000系でも記念撮影スペースも。
【車両部品販売会】

こちらは抽選で当選した200名のみが参加できる鉄道部品販売コーナー。
営団地下鉄時代のSマーク看板、案内サインシステム、02系前面機械付き方向幕、ドア上の案内板など・・・。
羨ましすぎる。
東武鉄道のように部品販売ツアーなんかあったらいいのに・・・。
【元日比谷線3000系乗車体験】
※写真をクリックすると拡大表示されます(javascriptをONにしてご覧ください)

2007年に長野電鉄から帰ってきた日比谷線3000系。
一昨年、昨年のイベントでは、展示・車内見学のみでしたが今年は、抽選による事前申し込みで当選した方は、実際に走行している3000系に乗車することができました。

3000系乗車体験は3回行われましたがその度に行先表示を変えていました。
2回目は北千住。

ラストは、霞が関。
ここにきてちょっとレアな行先!

縦位置で撮影してみました。
左から中目黒→北千住→霞が関。 【子供制服撮影会】

子供制服撮影会などで使用された16107F。 【車両撮影会】
※写真をクリックすると拡大表示されます(javascriptをONにしてご覧ください)

トラブルを避けるためあらかじめ表示する行先・時間が決定・開示されていました。
※この写真は拡大表示できません。

左からJR常磐緩行線E233系、小田急4000形、東京メトロ千代田線16000系。
ここ、綾瀬検車区の車両撮影会で他社の車両が展示されたことは無いのでちょっと異様な光景でした。
一発目は、JR車が我孫子、小田急車が各停、メトロ車が明治神宮前。
相変わらず、早い時間だと光線状態がイマイチで行先表示がよく見えないorz

JR常磐線のE233系と小田急4000形。
それにしても本当に顔つきが似ているなぁ~と思ってしまいます。

小田急4000形の各停・唐木田と千代田線16000系の明治神宮前。
どちらもレアかな。

2回目の行先は、JR車が取手、小田急車が綾瀬、メトロ車が準急・柏。
準急・柏が熱いです!
光線状態も少しずつ良くなってきました。

小田急車の綾瀬、メトロ車の準急・柏。
そうそう、今回の展示車両の行先表示は、決まった間隔で「●●線直通」やらローマ字表示やらに切り替わるので3車両の行先表示を同時に撮るのは難しかったですね。

似たような顔つきを別アングルで撮影。

3回目の行先表示はすべて(種別なし)大手町。
このときには乱反射もなくなり、架線の影もなく最高のコンディションでした。
なお、遠くから(20m)の撮影は今回が最後になります。

おっと、左には乗車体験で使用されている元日比谷線3000系が登場。
千代田線の最新鋭と日比谷線の引退車両がまさかの共演。
3000系が綾瀬にいることを証明できる素晴らしい写真が撮れました。

そういえば、E233系の種別なしの行先表示は初めて見たかも。
ちょっと新鮮。

JR常磐線のE233系と小田急4000形の大手町表示。

小田急4000形と千代田線16000系の大手町表示。
特に16000系は2次車より種別と行先表示が一体化されたので種別がないと広々とした表示となりこれまた新鮮です。

4回目の行先表示は、JR車が代々木上原、小田急車が多摩急行・唐木田・・・と華がないと思ったらメトロ車が急行・新宿と来た!!!

撮影する場所が近づいたのでこのようなアングルでも撮影できるようになりました。
ラインナップ風というか・・・。
でも肝心の16000系の急行・新宿の「急」が消えているorz

5回目の行先表示は、JR車が湯島、小田急車が準急・本厚木、メトロ車が多摩急行・成城学園前!?
最後を締めくくるにふさわしいサプライズ表示のオンパレード!!!

角度を変えて編成写真風に。

JR車の湯島、小田急車の準急・本厚木。
湯島行き自体定期運用には存在せず。
また小田急線へ直通列車は、多摩急行メインとなったので準急・本厚木はなかなか見られないか。

もう終わりかと思ったら、まさかのサプライズ表示!!!
JR車が表参道、小田急車が急行・本厚木、メトロ車が・・・
区間準急・向ケ丘遊園って!!!
千代田線への直通を取りやめた際、小田急線内に封じ込めになった時の備えて対応できるようになっているようで・・・。
「何でもあり」ってのはLED表示だからこそできる技です。

最後の最後・・・ついには16000系を快速急行・柏って・・・。
メトロさん、サプライズしすぎです(笑)
本当、なんでもありですね。

小田急車と小田急線内限定種別を表示するメトロ16000系。 今度は、レアな行先表示を縦位置のアップ写真で・・・。
JR常磐緩行線E233系

大手町→湯島→表参道。
湯島・表参道は千代田線6000系の方向幕にも収録されている表示。
営業時に使用したことがあるのでしょうか??? 小田急4000形

大手町→準急・本厚木→急行・本厚木 東京メトロ千代田線16000系



明治神宮前→準急・柏→大手町→急行・新宿→多摩急行・成城学園前→区間準急・向ケ丘遊園→区間準急・柏→快速急行・柏の順番で表示が切り替わっていました。
ど れ も 珍 表 示 じ ゃ な い で す か ! ! ! JR車や小田急車の表示の大半は、よく見かける表示ばかりで、たまに珍表示を出す程度でしたが自社のイベントなので自社の車両の表示には力を入れていたように思えます。
【たまたま見れたもの】
※写真をクリックすると拡大表示されます(javascriptをONにしてご覧ください)

車両撮影会場への通り道ではこのような写真も撮ることができました。
6000系がたっぷり・・・。
それも幕車ばっかり・・・。
これぞ、「綾瀬に来たっ!!!」って感じがしますね。
ある意味これも撮影会にようなものでした。

上の6125Fの隣には6123Fの姿も。
超小窓のドアの6000系。
それも幕車!
現存する6000系のなかでは最も原型に近いのではないでしょうか?
同編成は、千代田線での運用を離脱し海外へ譲渡されたとのこと。

6000系が大量に留置される中、さりげなく停まっていた16000系。
よく見ると16101F。
トップナンバーでした。
【イベント開催に伴う千代田線北綾瀬支線増発列車】

東京メトロでは、今回のイベントで北綾瀬支線が混雑に対応するためイベント入出場ピークの時間帯に臨時列車を運転して混雑に対応していました。

この日の通常運用では、貴重な6000-(ハイフン)が運用に入っていました。

臨時運用に入ったのは5952Fでした。
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